4年程前だったでしょうか？
50歳を過ぎて、これからどのように自分の人生を生きていけばいいのか
考えていた頃にこの本に出会い、野口さんのオンラインの自己実現講座を
申し込んで、2年間学んでいました。
誰かが発信している情報ばかりを追いかけているうちに、
いつの間にか自分の心の声を聴いていないことに気が付いて
本棚から引っ張り出してまた読み始めてみました。
「そうそう、私はこれを求めていたんだっけ。」
今の世の中、自分を確立しないまま情報収集をしても、
どれが自分にとって必要なものなのかを見極めるのが
本当に難しく、情報に振り回されてしまいがちです。
「自分を確立する」がこの本のキーワード。
自分を確立することによって、「生き方の確かな指針」が
確立され、この指針が、人生の充実度や満足度を大きく左右すると
いうことです。
日本人は自分の意志や考えを主張するよりも、全体の空気を読んで
合わせる習慣が身に付いてしまっているので、
私自身、子供達が家に居たり、職場での自分を振り返ってみても
いつも周りに合わせている自分だったなと思います。
毎日の食事も自分が食べたいから作るというよりは、
子供達は食べてくれるだろうかという意識が働いて、
自分が何を食べたいのかも分からなくなっていました。
とにかく自分の心が何に喜びを感じているのかに
気づく感性を取り戻さなくてはと思い、
「自分の心が喜ぶのはどんなときか？」
「自分は何にワクワクするか？」
「何をやっているときに楽しいと感じるか？」etc....
こういった問いを自分に投げかけて、自分の喜びに気づく
センサーを毎日育成中です。
今日は家にある材料で、じゃがいもとベーコンのポテトサラダを
作ってみました。
検索すればレシピは沢山出てきますが、その中で簡単で美味しい
レシピを選ぶのもなかなか大変です。
レシピの選択に成功したお陰で、美味しいポテトサラダを作って
食べて気分もアップ。
これだけで、とても幸せな気分になれてしまうのです。
ノートに「自分の心が喜ぶこと」をリストアップし始めたのですが、
「自分の食べたいものを作って食べる」をリストに追加しました。
❝まず自分を受け入れ、自分を愛し、自分を大切にすることが、
幸せな人間関係を築いていくうえでの土台になるのです。
つまり、全ての人間関係の基本になるのが、自分自身との
関係なのです❞
もう一度、自己受容の復習をしながら、コツコツ取り組んで
いきたいと思います。
