日本に住んでいる妹からラインで、幼馴染が突然亡くなったと
知らせが来ました。
56歳。
まだまだこれから、第二の人生を謳歌できる年齢です。
彼女とは幼馴染で、幼い頃は毎日遊んでいましたし、
家にもよく行っていました。
小学生の頃に母親を亡くし、その寂しさからか、私は彼女から
いじめられもしましたが、彼女を恨んだりすることはありませんでした。
彼女のお母さんの死は私も覚えていて、精神的な病だったようですが、
残された彼女の事を思うと何とも言えないこの世の理不尽さ
みたいなものを感じていました。
結婚して子供を授かったのに、未熟児で成長することがないまま
亡くなったみたいですが、彼女も精神を病んで、離婚をし
実家に帰って来てずっと過ごしていました。
時々帰国した時に、犬を散歩させている姿を見掛けることもありましたが、
脳卒中で逝ってしまったなんて、信じられませんでした。
私ももう、そういう年になったんだ。
こうして何気ない毎日を送ってはいるものの、確実に一歩一歩
死に近づいているわけです。
本当に感謝だな。
毎日、きちんと丁寧に生きなきゃ。
そんな背中を正された出来事でした。
彼女と遊んだ幼かった時の記憶は、私の中に永遠に残り続けるでしょう。
本当に毎日よく遊んだよね。
繊細で優しいあなたは、人よりも生きるのが大変だったかもしれないね。
どうそ安らかに旅立って行けますように。
ご冥福を心からお悔やみ申し上げます。