カズ姉のブログ

韓国在住のアラフィフです。日々 感じた事を記して行きたいと思います。

ラーメン

以前住んでいたアパートは海辺が近く、子供達が幼かった頃は

よくお散歩に行ったり、夏は海辺で遊んだりと山の麓で育った

私は、海が近くにある事が本当にうれしくて仕方ありませんでした。

 

そのアパートの近くに日本式のラーメン屋がオープンしたのを

知って、友人とさっそく食べに行ってみました。

 

悪くはないのですが、量が少なく、味も濃く、チャーシューが薄い!

そこがちょっと残念で、友人も「もう来ないよね」と言って

二人でお店を出た後、カフェでお茶をしました。

 

ポハンの市内も最近はコロナの影響で、閉店したお店も多く、

数年前に私がラーメン屋でアルバイトをしていた頃の活気は

すっかりなくなってしまい、海辺はちょっとしたホットプレイス

となっています。

 

インスタ映えを意識したお洒落なお店が多く、その日も

多くの若者達で賑わっていました。

 

友人と近況を話しながら、高3と中3の2人の子供を抱えた

彼女は、私がそうであったように、子供達の進路のことが

気になっているようで、かといって何も韓国の教育事情が

分からず、我が家の長女に会って話を聞きたいと言ってきました。

 

以前、長女が上の子の勉強を見てあげたことがあり、その時

勉強以外の話をしてくれて、とても助かったと言ってくれました。

 

彼女のご主人は、経済的な事や、子供の教育を任せられる人ではなくて

彼女が家長の役割を担はないとやって行けない家庭です。

 

子育てが終わったら、籍は入れたまま、日本に行って暮らすことを

考えているそうで、経済的な苦労は私達外国人妻にとっては、

本当に致命的なものとなってしまいます。

 

どこにそんな体力があるのだろうと、いつも不思議に思って

しまうくらい、バイタリティーに満ち溢れた彼女ですが、

二人の子供達をきちんと育て上げるまではという母親の

愛がそうさせているのだろうと思いました。

 

お互い似たような立場にある二人です。

月に一度、会ってランチをする会でも作ろうかと話しながら

日本式のラーメンを食べてお茶をする、そんなささやかな

楽しみが、心を開放するエッセンスになっているんだなと

思いました。