今年のチュソクは9月28日から始まって10月3日までと、
6日間の連休になりました。
去年は、義妹2人がコロナに感染してしまい、兄弟達で集まれませんでしたが、
今年は、チュソクの前日に義父の茶礼で集まり、翌日はソウルに住んでいる
子供達も駆けつけて、茶礼をすることが、出来ました。
韓国でも一昔前は、名節の時はご馳走が食べれるハレの日だったろうと
思いますが、時代は変わり、茶礼でお供えをする料理を作る負担や、
終わった後に、持ち帰った料理を消化するのも大変で、
風習と現実の折り合わせが、ビミョーなところです。
最近は、茶礼の行事をせずに、海外旅行や家族旅行をする人達も
増えてきて、韓国のチュソクの光景も変化しています。
私自身も、名節の時ぐらいしか、親戚と顔を合わせる事もないので、
正直、気が進まない気持ちもありますが、
茶礼が終わって家に帰って来ると、
甥っ子達の近況やお互いの近況報告も出来て
やっぱり、会って良かったなと思います。
入院中の夫も、外出許可を得て一緒に茶礼の儀式に参加したり、
普段疎遠になってしまっている知人達に電話を掛けて話す事が
出来て、嬉しそうでした。
ソウルに住んでいる娘は、アルバイトがあるからと、
家で少し休んで直ぐにソウルに帰ってしまいましたが、
わざわざ遠くから茶礼の為に足を運んでくれた孫達の姿を見て、
きっと義父母達は、喜んで下さっていると思います。
自分の事情が大変だからと、韓国に嫁いでから日本の両親を訪ねる
事があまり出来なかった私は、親になって同じ立場を経験してみて、
両親がどんな気持ちでいたかが分かりました。
沢山の料理を準備して迎えてくれた義弟夫婦。
いつもごありがとう。
ご苦労様でした。