今日は韓国の名節の秋夕(チュソク)
昨日、義妹から電話があり、コロナに感染して月曜日まで隔離期間で
二番目の義妹も水曜日まで隔離期間とのこと。
「お姉さん、チュソクに家にちょっと来ますか?」と聞かれ
今回はコロナ感染の事もあるし、行かないと伝えました。
いつも準備を1人でしている義妹。
長男が手伝ってくれていると言っていたけれど、
コロナ感染して体もキツイだろうに、チュソクの料理を作って
送るからと聞かされ、ありがたいという気持ちと
そこまでしないといけないのか?という疑問が湧きました。
世間でも名節が近くなると茶礼準備をめぐって、夫婦の意見の違いで
トラブルが起き、時には悲惨な事故が起きてしまう事があります。
義弟夫婦の本音はどうなんだろうと気になってしまいます。
私が行って手伝おうかとも思うのですが、体力的にも余裕がないのと
15年間、義母と2人で名節の度に準備をしてきて、もううんざりしてしまった
というのが本音でもあります。
夕方、二番目の義弟が車で家まで届けてくれましたが、
いつもありがとうという気持ちと、なんだか申し訳ない気持ちで
一杯になりました。
私が複雑な思いでいたところ、末っ子が
「オンマ、宗教と同じだと思ったらいいよ。礼拝に参加しないといけないみたいなさ」と言ってくれました。
なるほど。
そこまでしなくてもと思っても、宗教儀式のように捉えると少し
理解できるような気がします。
韓国に二十数年住んでいても、やっぱり私は日本人です。
茶礼の儀式には参加していても、そういった文化の中で育ってきていないので
どこか客観的になってしまいます。
今日のチュソクの茶礼には参加できませんが、先祖達に対する感謝の思いと
親族達が無事に過ごせるようにと思いを馳せながら過ごそうと
思います。