カズ姉のブログ

韓国在住のアラフィフです。日々 感じた事を記して行きたいと思います。

義妹のコロナ感染

今日は韓国の名節の秋夕(チュソク)

 

昨日、義妹から電話があり、コロナに感染して月曜日まで隔離期間で

二番目の義妹も水曜日まで隔離期間とのこと。

 

「お姉さん、チュソクに家にちょっと来ますか?」と聞かれ

今回はコロナ感染の事もあるし、行かないと伝えました。

 

いつも準備を1人でしている義妹。

長男が手伝ってくれていると言っていたけれど、

コロナ感染して体もキツイだろうに、チュソクの料理を作って

送るからと聞かされ、ありがたいという気持ちと

そこまでしないといけないのか?という疑問が湧きました。

 

世間でも名節が近くなると茶礼準備をめぐって、夫婦の意見の違いで

トラブルが起き、時には悲惨な事故が起きてしまう事があります。

 

義弟夫婦の本音はどうなんだろうと気になってしまいます。

 

私が行って手伝おうかとも思うのですが、体力的にも余裕がないのと

15年間、義母と2人で名節の度に準備をしてきて、もううんざりしてしまった

というのが本音でもあります。

 

夕方、二番目の義弟が車で家まで届けてくれましたが、

いつもありがとうという気持ちと、なんだか申し訳ない気持ちで

一杯になりました。

 

私が複雑な思いでいたところ、末っ子が

「オンマ、宗教と同じだと思ったらいいよ。礼拝に参加しないといけないみたいなさ」と言ってくれました。

 

なるほど。

 

そこまでしなくてもと思っても、宗教儀式のように捉えると少し

理解できるような気がします。

 

韓国に二十数年住んでいても、やっぱり私は日本人です。

 

茶礼の儀式には参加していても、そういった文化の中で育ってきていないので

どこか客観的になってしまいます。

 

今日のチュソクの茶礼には参加できませんが、先祖達に対する感謝の思いと

親族達が無事に過ごせるようにと思いを馳せながら過ごそうと

思います。