カズ姉のブログ

韓国在住のアラフィフです。日々 感じた事を記して行きたいと思います。

えっ? 行っちゃったの??

末っ子に「今日も友達の家で過ごすの?」とメールを送ったところ、

「仕事を探すために、プチョンに来ている」との返事。

え!? プチョン?? どこか分からない私は、検索をしてソウルの

近くの場所である事を確認。

だって、服も何も持って出なかったじゃない。

そんな遠くにいきなり行って、大丈夫なのかと心配になったので

義弟に電話を掛け、連絡を取って話を聞いてもらえるように

お願いしました。

もう私にはお手上げです。

韓国社会で生活しているとはいうものの、とても狭い世界しか

知らなず、とにかく男性の心理が分からない。

 

夫にも頼れず、こんな時は本当に困ってしまいます。

受験前も色々と末っ子の事を気に掛けてくれた義弟です。

韓国に嫁いだ時からお世話になり、陰ながら助けてくれた

頼もしい存在です。

 

以前の私だったら、ネットを検索しまくって、解決策を探して

感情もブレブレになって、パニック状態だったと思いますが、

去年、長女に鍛えられた(?)お陰か、「まあなんとかなるだろう」

と思って自分のやるべきことをやろうと、

午後から行きつけのカフェに出掛けました。

 

韓国のカフェで出される飲料は驚くほど甘く、

とても飲めたものではありませんが、ここの抹茶ラテは砂糖を

入れていないので、安心して注文ができます。

 

コースターの上に置かれた器の綺麗な事!

出される器にも拘ったラテを飲みながら、心が癒されていくのを

感じました。

 

読んだ本の整理をしながら、マスターとおしゃべりを楽しんだ後、

夕食は鯖と大根の煮物を作って、1人の夕食。

これからは、1人ご飯となりそうです。

 

夕食後は、以前から気になっていた「いま、会いにゆきます」を

観ました。

2004年に公開された映画で、お薦めの日本映画のランキングに

常に入っていた作品だったので、チェックをしていました。

 

同じ母親の視点から、私が主人公の気持ちが痛いほど分かり、

思わず涙が込み上げてくる場面もありました。

ストーリーも映像も私好みで、久し振りに良い作品に出会えたなと

感動しました。

 

映画を観ながら末っ子と過ごした日々が思い出され、

高校を中退してから、家で二人で過ごした日々は、

幼い頃、家族と過ごすよりは児童センターで

過ごす時間が長かった末っ子との空白の時間を埋め合わせるかの

ような期間だったんだなと思います。

 

私よりも料理上手で、整理整頓も出来、母親の話し相手にも

なってくれて、もう充分やる事はやって、後は社会での

実践のみです。

 

末っ子が自分で作ったシナリオです。

必ず攻略して超えて行けるはず。

きっと楽しいゲーム体験となることでしょう。