昨日はチュソク。
いつもだったら義弟の家に夫の兄弟が集まって茶礼をして過ごすのですが、
義妹2人ともコロナ感染ということで、今回は家で家族と過ごしました。
長女はソウルの寄宿舎から戻ってきましたが、長男は汽車のチケットが取れずに
1人でチュソクの連休を過ごすことになり、末っ子は受験勉強があるため
時間を惜しんで勉強しています。
義妹が送ってくれた料理のお陰で、朝の食卓も賑わい、チュソクらしい
雰囲気となりました。
朝食を食べた後、何をしようかなと思ったのですが、
せっかくのお休みだからと日本映画のお勧め作品として
上がっていた映画を観ることにしました。
夫が突然蒸発し、娘を1人で育てている双葉。
娘が学校でいじめにあっても、持ち前の明るさと強さで娘を支えて
最初は勇気を持てずに逃げていた娘も、やがていじめっ子に立ち向かう
強さを持って問題を解決していきます。
私も同じように1人で働きながら子育てをしていますが、
双葉のようには対応が出来ず、子供の言いなりになってしまって
学校を休ませてしまうだろうなと思いました。
物語が進むにつれ、双葉が癌の末期である事や
複雑な母娘関係が明かされいきます。
余命があと2ケ月となった双葉。
家族の再建に懸命に生きていく姿をりえちゃんが熱演していて
胸を揺さぶられました。
いじめにあっている娘を無理やり学校に送ったり、
ラストシーンに対する賛否両論もあるようですが、
双葉の明るさ、強さ、行動力、何よりも人柄に
魅せられる感動の作品でした。