2019年の1月に自活勤労事業団が運営する、郵便局の宅配の仕事に就いてから
3年が経ちました。
顧客に電話で住所を確認するために、配達をする前に電話を掛けるのですが、
発音が悪くて「韓国人はいないのか?」「詐欺の電話ではないでしょうね?」
etc…
とにかく、電話を掛けるのが嫌で仕方がありませんでした。
棟と部屋番号の確認ミスで他の棟に配達ミスをしてしまったり、他のアパートの物を間違えて配達してしまったり、ちょっとした気の緩みでミスをしてしまうので、
作業は単純でも、とても集中力が必要な仕事です。
数々の失敗を重ね、今はほとんどミスをすることなく仕事ができるようになり、班長まで任されるようになりました。
とにかく、様々な事情を抱えた人たちが社会復帰をするために所属している事業団であるので、皆余裕がありません。
人間関係のトラブルで辞めて行ったり、他に移ったりと人の入れ替わりも激しく、
やっと慣れたと思ったら、担当区域が変わったり、チームのメンバーが変わったりと
よく今まで辞めずに来れたものだと思います。
正確に表現するならば、辞めたくても辞められない家庭事情があったからですが。
勤務時間も短く、このまま継続して仕事をしたかったのですが、
残念なことに宅配の事業が今月末で終了になってしまうため、
他の部署で仕事をするしかありません。
しばらくお休みしたい気持ちも正直ありますが、仕事があるがゆえに
生活のリズムも整って、健康的な生活を送れている部分もあると思います。
今日は次に働こうかと希望を出している、担当者との面談がありました。
言葉の問題など、業務に関連する心配なことをいくつか相談して、
何とか私にもできそうだと思い
「やります」と返事をしました。
(末っ子が大学に進学してもう少し落ち着くまで、
もう少しの辛抱だと自分に言い聞かせて)
次の職場は食堂ですが、サービス業は経験済みですし、
今まで培った経験があるので、きっとどこでも、誰とでもやって行けると信じて。