同僚の遅刻を大目に見たり、許している自分。
注意してもあまり効果がなく、このままにしていいのか、
それとも担当者に報告するべきか、 ちょっとモヤモヤしていました。
いつも相手の事情を察して、仕方ないと許してきたのではないか?
大変な事情は私も同じですし、他の人達も皆、事情のある人たちばかりです。
私の課題として「相手の事情に同情して、情に流されて厳しく対応できない」
というのがあります。
今回の遅刻の件も、また同じことをしているなと気が付きました。
私の甘えが起こした現実かもしれないと思い、思い切って担当者に
「最近○○さんの遅刻が多いです。注意しても改善されないので
先生の協力が必要です」とメッセージを送りました。
担当者からすぐに「分かりました」と返事があり、
その後、全体のカカオトークのチャットに業務上の注意事項として
上げてくださいました。
今までの私だったら、きっと遅刻を黙認していたと思います。
「部下の遅刻指導」で検索して、いろいろな記事を読んでいたとき、
❝部下の悪い行動を「悪い」と注意出来ないのは、上司の甘えです。上司の甘えは、
部下の甘えを助長します。(中略)
横領や不正経理などの不祥事が発覚して解雇に至った事例を私達はよくニュースで目にします。そのほとんどが、「このくらいならいいか」という小さな甘えでした。
過ちの芽を小さいうちに摘んでおくことが、その部下の将来を守ることにもつながります。❞
そんなことが書かれていて、やはり私の対応にも問題があったことに気が付きました。
普段の生活も同じで、ちょっとしたことを先延ばしにしたり、面倒だからと
おざなりにしたり、それが積み重なって様々な問題が起こるのかもしれません。
周りの環境や出来事が教えてくれているのに気が付かず、人のせいにせずに
まずは自分の心や環境を整えて、行動を変えていくことで問題が解決されることが
ある気がします。
その後、同僚は遅刻することなく、出勤してくれるようになりました。
我慢を手放して自分の心や気持ちを優先した方が、良い結果になるかもしれない。
そんな体験をしていきたいです。