5月18日は末っ子の満17歳の誕生日でした。
韓国では誕生日の朝にワカメスープを作ってお祝いする風習があるのですが、
「ワカメスープはいらない」といわれてしまったので、朝は普段と変わらずに
朝食の準備を簡単にして、仕事に出掛けました。
「お母さんはイベントに消極的じゃない?」
昔から私はクリスマス、バレンタインデーなどのイベントに対してはクールで
友人達が熱心にプレゼントを準備しているのをちょっと冷めた視線で見ていました。
性格からくるものなのか何なのかはよく分かりませんが、
それでも家族の誕生日はプレゼントを送ってお祝いをしています。
「プレゼントは何が欲しい?」とリクエストをしてみても、
これといってないようで
最近、自宅で筋トレをしているためか「ビタミン剤とプロテインが欲しい」
とのことで、iHerbで注文をしてあげました。
食事はどうしようかと考えていたのですが、行きつけの
日本人のマスターが経営しているカフェがいいかなと思っていたところ、
まるでテレパーシーで通じているかのように息子の方からそこに行って
食べようと言ってくれてました。
カレーライス、ハヤシライス、うどんなど、どのメニューを注文しても
ハズレなしのカフェですが、今日は牛丼を注文してみました。
普段から味に口うるさい息子ですが、美味しいと言って喜んでたべてくれました。
コロナの影響でお客さんが減って経営が厳しい中でも、
色々と試行錯誤しながら
カフェの運営をされているマスターと会話をするのもここに来る楽しみの一つです。
ケーキもいらないと言われちょっと寂しい気もしますが、
❝誕生日にはケーキでお祝いをする❞といった風習も、
いつの間にか刷り込まれた考えだと思います。
我が家は我が家のスタイルで、お互いに楽しく記念日を過ごせることが
番大事なことだと思い、素朴でありながらも心が満たされた一日となりました。