毎日のように掛かってくる夫からの電話。
コロナで面会ができなくなって、義父のお葬式以来、会えないままになっています。
毎日のように電話で話しているせいなのか、不思議と1年以上会っていなくても
そんな気がしません。
「国会議員に当選した」「IQが○○だ」そんな被害妄想からくる電話の内容を
聞いて適当に合図地をうっているせいか、
息子からは「お母さんはお父さんの電話に対して誠意がない」
といわれてしまいました。
確かに。
私もそのことに対しては素直に認めていますが、それに対し息子の電話の対応は素晴らしく、ちゃんと父親の電話に対して誠意を持って対応しているではありませんか!
(まあ息子には国会議員に当選したなんて言いませんけどね)
悔しいけれど、夫は私と話す時と、息子と話す時の電話の対応が違うんです。
息子いわく、「お父さんは病気だからその辺をわきまえて対応しているよ」
いつの間にか私よりも成長している息子に対する尊敬の念と、
自分もそうしたいのになかなかできずにいる悔しさで胸が一杯になってしまいました。
昨日なんて私に電話せずに、息子に電話をしているではありませんか!
私がいつの間にか、夫に対する尊敬と感謝の気持ちを
忘れてしまっていることに気が付きました。
いつも義務的に電話対応をしてるのを見抜かれているなと。
当然の事なのに認めたくない自分がいます。
いろいろ一人で抱え込んで、気持ちに余裕がないからなのかもしれません。
今日も家の再契約の書類準備であちこち動いて「夫がいたらこの面倒な手続きもやってもらえるのに…」そんなことを考えたら切なくなってしまいました。
2年ごとにやってくるこの手続きが無事に終わるまで、
いろいろと神経も使いますし、私にとってはストレスでもあります。
家の再契約が終われば少しは余裕を持って夫からの電話に出れるでしょうか?
明日は再契約日。
無事に何事もなく契約できますように。