カズ姉のブログ

韓国在住のアラフィフです。日々 感じた事を記して行きたいと思います。

風邪の谷のナウシカ

最近、週末になると見逃した映画を1~2本見ています。

ジブリ映画もその候補で、昔 映画館で見た作品もありますが、題名は知っていても、見れていない作品がほとんどなので、今日は「風の谷のナウシカ」を見ることにしました。

昔、学生時代に買っていた「アニメージュ」という雑誌に掲載されていた作品だったので、おぼろ気に 記憶に残っているシーンもありますが、全体的な内容など、すっかり忘れてしまっていたし、絵も暗くて、大きな虫が出て来るので、あまりよい印象を持っていませんでした。


全ては出会うタイミングがあるなと、改めて感じた映画。


いつも寝る前に聞いていた音楽が、この映画の曲だったと今さら分かって、大好きだった曲が更に好きになり、久石謙&宮崎駿のコンビはこんな昔からあったんだと知りました。

勇敢で優しい、誰にでも分け隔てなく接するナウシカ

宮崎駿作品に出てくる女性はどこか 似ていてみんな凛々しい。

人間の欲望によって自然が破壊され、今はマスクをつけなければ生きて行くことが出来なくなってしまっている状況は、コロナでマスクをつけて生活している今とオーバーラップします。

戦いを武器と力で勝とうとするのではなく、共生共存をしていこうと行動するナウシカ

ナウシカは虫に対しても魂で会話をし、虫もその心を感じ取ってナウシカに従う姿に感動しました。

正に今、私達に必要なメッセージが沢山詰まったこの作品を見れた事に感謝しました。

対立では何も解決しない。

「愛」によって道は開ける。

コロナというウイルスと戦うのではなく、一人一人が愛を持って 行動していかなくては越える事が出来ない。

数十年前に、この作品を作られた宮崎駿監督。

その先見性に感動を覚えました。