カズ姉のブログ

韓国在住のアラフィフです。日々 感じた事を記して行きたいと思います。

レンタネコ

 

 

最近映画を観ていないなと思い、久し振りに「お家シネマ」ということで、

何かいいのないかな~と検索をしていたら、

かもめ食堂』の萩上直子監督作品で『レンタネコ』という作品を見付けました。

 

家の中は猫だらけ。

ひゃ~っ、こんなに沢山の猫たちと暮らしているなんて!!

幼い頃から人間よりもネコに好かれる子供だった彼女は

「今年中に結婚をするぞ~」なんて紙に書いて貼っているくらいですから、

今も変わっていない様子です。

 

リヤカーに猫たちを乗せて、「レンタ~ネコ、ネコ ネコ」

とメガホンで呼びかけながら河原で営業をしている主人公。

老婦人がネコを貸して欲しいと話しかけてきました。

 

千円という格安の値段で取引をするのですが、契約前のお約束は

「猫が住む環境に適切であるのか?」「最後まで必ず責任を持てるのか?」

など、審査に合格しなければなりません。

老婦人との出会いの後も、単身赴任のサラリーマン、OL、

中学生時代の同級生などとの出会いの中で、

猫が人間たちの心の穴を埋めてくれる様子が描かれています。

 

自由で不思議な魅力のある主人公自身も、祖母を亡くした寂しさを

ネコたちで癒していたのかもしれません。

 

我が家にもネコがいますが、私自身子供が巣立った心の穴を

埋めてもらいながら生活している者の一人でもあり、共感しながら

ほっこりとした気持ちにさせられる映画でした。