末っ子が学校を辞めたいと言い出し、ちょっと突然だったので、びっくりしてしまいました。
去年も学校をやめたいと言って、担任の先生が引き留めて下さったお陰で、
学校にも順調に通っていたので、安心していましたが、
やはり、限界がきてしまったようです。
組織が苦手な我が家の子供達。
ましてや上下関係の厳しい韓国の学校生活は、家庭の雰囲気とのギャップも大きいだろうし、
いつも文化の違いに悩まされます。
私も組織嫌い、苦手人間なので、子供の気持ちは充分すぎるほどよく分かるんです。
コロナで学校に行ったり行かなかったり、
マスクをしながら友達とも思うようにコミュニケーションを取れない環境.....
教室のムードメーカー、盛り上げるのが好きな息子にとっては、本当に厳しい条件が揃ってしまっていました。
とりあえず、2週間 カウンセリングを受けて もう一度考えてみることになり、私自身も自分の思いを手放し、「息子にとって、どういう選択をするのがいいのか」とずっと祈っていました。
やっぱり、寂しかったんだな
認めて欲しかったんだな
私の思いが充分に伝わっていなかったんだな
人とのコミュニケーションを重視するタイプなので、
アルバイト先で出会った人達との関係が、今は心の支えになっている様子。
店長さんから認められて、ケガをしても自分の責任を果たそうと
頑張ってバイトをしている姿は本当に偉いなと思います。
今回の件を通じて 私自身、いろいろ考えさせられましたし、
思い通りにならない環境や人達といかに合わせて生きて行くのか。
これから社会に出れば、常に付きまとう人間関係を越える知恵を
この期間に学ぶ事ができた貴重な時間だったと思います。
周りに人達に助けられながら、こうしてなんとかやっていけるありがたさを感じました。