「本当の自分てなんだろう?」
そんなことを意識して過ごしていたら、キンドルでこの本が目に留まり、
さっそく読んでみました。
最近はスピリチュアル系の病気に関する本を読んでいますが、
「本来の自分を生きていないと病気になる」といった共通のテーマが
書かれているようです。
❝病気とは本当の自分からズレていることを知らせてくれるメッセージ。
持って生まれた本来の生きる目的に沿って生き始めることで病気はやめられる❞
この本の特徴は、「病気を止められるかやめられないかのカギ」は
脳が握っているとし、脳内プログラムの書き換え方について具体的な方法を教えてくれています。
その一つに「苦痛系思考」「報酬系思考」というのがあって、
苦痛系思考というのは、様々な決断や判断などを「不安、怖れ、嫌悪、怒りといった
ネガテイブな感情を生じさせる事態に遭遇するのを避けるため」
という基準で脳を動かすパターンで、「~しなければならない」「~すべき」
という判断基準で思考するタイプです。
報酬思考は「~を得たい」という思いが第一にあり、それに突き動かされて、様々な決断や判断をするタイプです。
どちらの思考をするかで脳内物質の分泌にも影響を与え、報酬思考をすれば、ドーパミンやセロトニンといった良い脳内物質が分泌されます。
私自身は以前に比べれば、苦痛思考系の思考を手放せるようにはなってきましたが、
職場では苦痛系思考をしていることが多いなと思いました。
チームで仕事をしているためか、周りの人に合わせて自分の行動を取っていることが多く、そういった外的基準の脳の動かし方が強くなる時も病気になりやすくなると
書かれています。
その他にも脳の動かし方について詳しく述べられているので、
普段の自分の思考パターンを意識しながら、少しずつ脳の動かし方を書き換えて
もう少し楽に生きられるようになりたいです。