最近はYouTube動画を見て情報を取ることが多くなってしまい、
ずいぶんと読書から遠ざかっていましたが、久しぶりに
Kindleで読書を楽しみました。
職場の人間関係でストレスを受けることが多く、
どうしたら少しでも自分の感情をコントロール出来るだろうかと
考えていたところ、この本に出合いました。
私はどちらかと言えば、感情を抑え込んでストレスをため込むタイプです。
自分の持って生まれた性格や育ってきた環境で、いつの間にか感情を抑える
癖が身に付いてしまったのでしょう。
本を読んで、まずは自分の感情に素直になりたいと思いました。
怒りや悲しみも含めて、その時その感情で揺さぶられる事を責めない事が
大切で、特に私が抑え込んでいる感情は「怒り」の感情です。
ー喉まで出かかった言葉を飲み込む。
ー物わかりのいい人、心の広い人を演じる。
ー不安や疑問がうやむやのままになる。
こういった態度は、意識的に感情のスイッチをオフにしている状態だそうです。
感情のスイッチをオンにして、自分の気持ちをはっきりと
言葉や態度に表すようにする必要があります。
著者は「感情生活の見直し」を提案しています。
私たちの幸福感を作るのは溌溂とした感情だからです。
同じような日々であっても、幸福感を持つ人と、もてない人の違いは
感情生活の違いということができるでしょう。
家事や仕事のルーティンワークばかりこなすだけだと、どうしても
面白みのない日常生活になってしまいがちです。
自分の機嫌を上手に自分で取れるようになれば、
毎日の生活もきっと楽しく過ごすことが出来るようになると思います。