カズ姉のブログ

韓国在住のアラフィフです。日々 感じた事を記して行きたいと思います。

遅い反抗期

ある日突然、高校中退したことを後悔している」

「人生を間違った」

「一生の友達は高校生の友達」 etc....

 

高校を一年で中退し、受験勉強をして大学に進学するつもりだった娘ですが、

大学受験に失敗し、大学進学を諦めて、今はフリーランサーとして

家で仕事をしています。

 

収入のアップダウンはありますが、最近は不労所得も得られるようになって、

今の時代に相応しい働き方を自分の力で切り開いている娘を尊敬し、

誇りにも思っていました。

 

色々な苦労があっても、乗り越えてきた娘の変化に驚いてしまいました。

 

 

「今まで我慢してきたんだね」

 

「本当によくやってきたね」

 

「もう、お母さんの心配や、家の心配をしなくていいよ」

 

「自分の人生を生きて」…

 

“娘が高校中退したことを後悔しているのは、私の中の記憶の何が原因ですか?”

 

何か自分の感情が大きく揺れ動くときは、ハワイ伝統の秘法である 

ホオポノポノの浄化の祈りを捧げています。

 

 

義父母と同居していた時に、おじいちゃんから「弟たちの面倒を見なさい」

と厳しく躾けられた事。

 

私がアルバイトに出ている間にずいぶん辛い思いをしていたみたいです。

 

高校時代、勉強ができることをねたまれ意地悪をされたこと。

友達に理不尽なことをされても、意思表示ができなかったこと。

学校から帰ってきてもお母さんは、いつも疲れて寝ていて話せなかったこと。

友達たちは、塾に行って友人を作って勉強しているのに、

自分はそうさせてもらえなかったこと。

etc......

 

私は教会の事、夫の事、自分の体、仕事で精一杯で娘の精神的な事まで、

全く考えてあげられなかった。

 

信仰で出来る事とできない事の区別がつかなかった。

韓国の高校の事も全く知らずに、批判ばかりしていた。

家のお手伝いをするのが当然のことと、

他の韓国の家庭では勉強に専念できるようにと家事手伝いはさせないこと。

 

不足な事を上げていたらキリがありません。

 

家庭を守るために、一生懸命に信仰生活をしてきたし、

仕事も家事も出来る事はしてきたつもりです。

 

私の心の中のどこかに、「夫が精神障害だから、入院しているから、私は大変なんだ」

私は日本人だから仕方がない。

そんな甘えがあったのかもしれません。

 

 

過去を振りかえって反省したら、後は問題を解決していくために、

もう一度自分の課題を明確にして取り組んでいくしかありません。

 

”問題と捉えるか?”

“善悪で判断して悪い事ととらえるか?”

 

この出来事があったお陰で今は娘との関係が良くなりました。

起きてくれてありがとう。

私の課題を気付かせてくれてありがとう。

 

いつかきっとそんな日が来る事を祈って。