- 作者:ヘルメス・J・シャンブ
- 発売日: 2018/09/07
- メディア: Kindle版
Kindleで見つけてちょっと読みにくいなとそのままにしていたのを思い出し、お昼を食べた後に読み始めました。
普段から、人は自分の観念通りに物事を見ているんだなと、日々の出来事を通じて感じていました。
例えば、ある人に対して「怖い人」と自分の観念が出来ていた場合、その「怖い人」という観念がその人を判断する基準になっていることがよくあります。
嫌な人、怖い人など、自分にとって 距離を置きたい人達とどう付き合ったら良いのかは、人間関係の悩みの1つだと思います。
私は「自分の思考を変えるしかない」とコツコツ取り組みをしていったら、最近は苦手意識も薄れて相手と普通に付き合えるくらいにまでなりました。
本の中で
思考は《本当の私》ではないと知ることなのだ
《私》は思考を自分だと思っている
思考と私は別物。
ここを切り離して考えられないのが普通で、必要以上に自分を責めてしまったり、ダメ出ししてしまう事が多いのではないでしょうか?
何かの現象があって心が動いたとき、自分の「感情」の動きによって、自分の観念がどういったものなのかを知る手がかりになります。
他にも「なるほど~」と思う箇所がいくつもあって、もっと深く読んでみたいと思いました。
手元に置いておきたい本に出会えて嬉しく、充実した午後の時間を過ごせたなと思います。