ここ最近、夏のように暑くなったり、冬に戻ったりと
気温の差が激しい日が続いています。
自律神経の乱れからなのか、中途覚醒の症状が出てきてしまい、
朝までぐっすり眠れない日が続いて「これはまずい!」と
焦ってしまいました。
うつ状態が重くなる前に、何か良いヒントはないかと
昔読んだ本を読み返してみました。
著者は、「うつ」のまちがった3つの常識として
・「精神的ストレス」があるからうつになる
・うつは「心」に問題がある
・うつはイライラしたりくよくよしたりする「性格」に問題がある
このように、一般的に、どれも原因だと思われているものとは
違う整体師の観点から、
①筋肉の緊張
②頭蓋骨のゆがみ
③背骨・骨盤のゆがみ
などを上げています。
感情を抑えることによる緊張が、自律神経の緊張に繋がり、
背骨や骨盤のゆがみに影響します。
そして脳にも影響を与え、体調が悪ければ、ネガテイブになって
心や感情に関係してくるというわけです。
スピリチュアル的、自己啓発的、宗教的な考えに囚われすぎると
マイナスな感情はマイナスな出来事を呼び込んでしまうと
考えて感情を抑え込んでしまう事になりがちです。
私自身も心当たりがありますが、感情は必要だから湧いてきており、
怒りも悲しみも必要だから起きているので、
上手に出してあげる必要があります。
気が付かないうちに、情報ばかりを求めて意識を
外に向けていたせいか、自分の感情が分からなくなって
いたのかもしれません。
脳内疲労が随分と溜まっていたのでしょう。
しばらくの間は、「ゆっくり休む」「言いたいことを言う」など
体が欲していることを行って
「ありのままの自分になる」
ここを目指して、休養したいと思います。